六角 潤 院長(鶴見あさがお歯科)のインタビュー

鶴見あさがお歯科 六角 潤 院長

鶴見あさがお歯科 六角 潤 院長 (JUN MUSUMI)

『昭和大学歯学部』卒業後、医療法人あさがお会に入職。複数医院での勤務を経て院長を務め、2021年10月の鶴見あさがお歯科開院時より院長として着任し今に至る。(JR鶴見線鶴見駅 徒歩12分 京浜東北線鶴見駅 徒歩12分)

家族の影響を受けて歩み始めた歯科医師への道

私が歯科医師を目指したきっかけは、父が歯科医師だったことです。また兄も歯学部を受験したこともあり、自然と歯科に興味を持つようになりました。小さい頃から父の仕事に触れる機会が多く、逆を言えば歯科医業しか知らない環境で育ったため、いつしかこの道に目が向いていきました。
父の背中に憧れて選んだこの職業ですが、実際に学校や臨床の現場に立ってみると、想像以上に奥深い世界でした。単純に歯を治すだけだと思っていましたが、それだけではない多くの要素があり、これからも学び続けていかなければならないと実感しています。
大学卒業後は、すぐに2つの医院で働き始めました。一つは稲田堤にあるインプラントで有名な先生の医院で週3、もう1つがその医院から独立された先生のもとで週3日勤務し、計週6日働く日々でした。若い頃は本当に必死で、様々な症例に触れながら、歯科医師としての基礎を築いていきました。
3年経った時にあさがお歯科グループの高座渋谷院の院長となり、院長経験を2年間経験を積みました。スタッフの教育や医院全体の診療水準の向上に取り組む中で、より良い歯科医療とは何かを深く考えるようになりました。そして、地元である鶴見の鶴見あさがお歯科で院長として診療を始めることになりました。立ち上げから携わり、2021年10月の開院から現在に至ります。

一人ひとりに寄り添う診療を心がけて

日々の診療で最も心がけているのは、一人ひとりの患者さんの違いに向き合うことです。最初に勤めていた医院から「全ての患者さんを自分の親だったり、おじいちゃんだったり、その近しい人だと思って最善の治療をするように」と教わり、それを今でも大切にしています。自分の家族にもその治療ができるかどうか、それを一本の筋として通しています。この言葉は、私の診療における原点であり、判断に迷った時には必ず立ち返る基準となっています。特に重視しているのがコミュニケーションです。患者さんへの説明や、こちらからの提案と患者さんの要望をすり合わせる時に、すれ違いがないよう気をつけています。なるべく丁寧に説明することを心がけていますが、患者さんの中には分からなくても「はい」と言ってしまう方が多くいらっしゃいます。おそらくほとんどの方がそうでしょう。ですから、理解が不十分な様子であれば、より丁寧に説明するよう努めています。治療内容だけでなく、なぜその治療が必要なのか、他にどのような選択肢があるのかまで含めて、患者さんが納得して治療を受けられる環境を作ることが大切だと考えています。

 

正しい診療とゴールデンスタンダードの追求

医院としての方針は、歯科衛生士のクリーニングといった予防や治療において、それぞれが正しいやり方で、ゴールデンスタンダードを守った診療ができるようにすることです。医院として予防の水準は高く保ちたいと考えています。予防こそが患者さんの歯を長く守る最善の方法であり、そのためにスタッフ全員が同じ水準で対応できることが重要だと思っています。特に力を入れているのは歯周病治療です。私の考えとして、患者さんに提供する医療は常に100点でなければなりません。ただし専門医が持つ100点の技術と、私たちかかりつけ医が提供する医療の質は異なります。私自身は幅広い治療において80点の技術を持つことを目指し、それでカバーできない専門的な領域については、100点の技術を持つ専門医の先生にお願いする。そうした連携によって、患者さんには常に最善の医療を提供できると考えています。
全ての治療をそつなくこなせるよう努めていますが、専門的な治療が必要になれば、他の病院や大学病院に紹介する形をとっております。無理に自分で抱え込むのではなく、適切に専門医と連携することこそが、患者さんのためになると信じています。かかりつけ医として患者さんに寄り添いやすく、最初の意見をもらえる場所として機能したい。そう考えています。CTやマイクロスコープも完備しており、診断力には自信があります。幅広い治療に対応できる体制を整えながら、2人体制で診療を行っています。スタッフは歯科衛生士が7~9人、助手・受付が5人おり、チーム全体で患者さんをサポートする体制です。一人で診療するのではなく、チーム全体で患者さんを支える体制を整えることで、より質の高い医療を提供できると考えています。

通いやすさを重視した環境づくり

当院の特徴として、患者さんからよく評価いただいているのが利便性の高さです。LICOPA鶴見内にあり、駐車場が広く車で来院できることや、買い物ついでに寄れる立地を理由に選んでいただくことが多くあります。駅から近いわけではないので、車で来られる方が結構多いと感じています。駐車場は2時間無料でご利用いただけますので、治療後にゆっくりお買い物をされる方も多くいらっしゃいます。日曜日も診療しているため診療時間も幅広く設定し、急患は余程のことがない限り断らないよう努め、利用者の方には助かると言っていただいています。平日は仕事で忙しい方、休日しか時間が取れない方など、様々なライフスタイルの方に対応できるよう心がけています。
来院される方の年齢層は本当に幅広く、男女比もほぼ同じくらいです。統計を取ったことはありませんが、時間や曜日を広くやっているからこその幅広さがあると感じています。当院では年配の方は比較的少なく、働く世代を中心に幅広い層の方にご利用いただいています。キッズコーナーもしっかりと設けており、それを目当てに来院される方もいらっしゃいます。お子さんの治療はもちろん、親御さんの治療中にキッズコーナーで過ごしてもらうことも多いです。小さなお子さん連れの方でも安心して治療を受けられる環境づくりに努めています。歯科衛生士担当制については、時間が合わない方もいらっしゃいますが、ご希望があれば対応しています。患者さんの都合に合わせて予約を取ることも可能です。同じ衛生士が継続して担当することで、患者さんの口腔内の変化にも気づきやすくなり、より適切なケアができると考えています。

 

患者さんとの絆が生む、かけがえのない瞬間

最近の患者さんで多いと感じるのは、歯ぎしりや食いしばりによる知覚過敏、顎関節症の方です。それが主訴ではないものの、診療の中で発見することが多く、そこで初めて自分がそうだったと分かる方もいらっしゃいます。現代のストレス社会を反映しているのかもしれません。こうした症状は、本人が気づかないうちに進行していることも多いため、早期発見・早期対応が重要です。
これまでで印象に残っているエピソードがあります。長年ご夫婦で通院されていた方が亡くなられ、その奥様と娘さんがわざわざご挨拶に来てくださり、「本当に感謝していました」と言われたことは、心から良かったと思います。多くの方の生涯の最後に残る楽しみは食べることだと思うのですが、そこに貢献できたのであれば嬉しいですし、大きな励みになりました。こうした患者さんやご家族との信頼関係こそが、私たち歯科医師にとって何よりの喜びであり、日々の診療への原動力となっています。
今後の目標として、私自身は先ほど申し上げた幅広い治療における80点の技術を90点に高めるなど、治療の精度を上げていくことです。それによって、患者さんに提供できる100点の医療の幅を広げていきたいと考えています。クリニックとしては、私を含めてスタッフ、衛生士、受付も含めて、相手の立場になってサービスを提供できるよう、自分自身も向上したいですし、これからも教育を続け、安心して通っていただけるクリニックにしていきたいと考えています。地域の皆様には、痛くなる前に、ぜひ検診にいらしてください。早期発見・早期治療が、皆様の大切な歯を守ることにつながります。この地域に根ざした歯科医院として、これからも皆様の健康をサポートしてまいります。


※上記記事は2025年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鶴見あさがお歯科 六角 潤 院長 (JUN MUSUMI)

鶴見あさがお歯科 六角 潤 院長 (JUN MUSUMI)

  • 出身地:横浜市鶴見区
  • 趣味:アウトドア
  • 好きな場所:自宅
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな映画:『グッド•ウィル•ハンティング』
  • 好きな言葉:一意専心

INFORMATION

鶴見あさがお歯科

電話 045-642-8378
所在地鶴見中央3-15-30 LICOPA鶴見 2F
最寄駅京急鶴見駅 徒歩11分、鶴見駅 徒歩13分、鶴見市場駅 徒歩15分
診療時間[月・火・水・金・土]9:30~13:00 14:30~19:00
[日]9:30~13:00 14:30~17:30
休診日木曜、祝日
支払方法現金
Web https://www.tsurumi-shika.net/
診療科目 歯科 矯正歯科