土志田 綾子 院長(つきの木どうぶつ診療所)のインタビュー

つきの木どうぶつ診療所 土志田 綾子 院長

つきの木どうぶつ診療所 土志田 綾子 院長 (AYAKO DOSHIDA)

麻布大学獣医学部卒業の後、横浜市内動物病院及び大型二次診療施設などに勤務。2023年12月、馬場動物病院・馬場和清先生より当診療所を引き継ぎ、2024年2月「つきの木どうぶつ診療所」としてリニューアルオープン。院長に就任。現在も皮膚科専門医のもとで研鑽を積みつつ、日々の診療に取り入れている。

8歳の「決意」

獣医になろう、と心に決めたのは、小学校2年生のときでした。わたしは、その時にハムスターを飼っていたのですが、あるときそのコの身体に異変を感じて動物病院に連れて行ったのです。それが「馬場動物病院」の馬場清和先生との初めての出会いでした。

彼らの温もりを感じ、生き物が好きなことを実感しました。動物を相手にする仕事に就きたい。生命と向き合って生きていきたい。そう考えたのです。

高校でも、生物学の勉強は得意でしたが、研究職やラボに籠もって一生仕事をするタイプではありませんでした。生き物と向き合い、人と出会う、そんな感動のある仕事をしたいと思い、いまここに居ます。

「ちゃんと診る。キミを看る」

獣医師として自らの診療所を開く機会をいただけたとき、わたしは「一次診療」の小さな小さな診療所を思い浮かべました。

「きみ」のために、「ご家族」のために、いつでも躊躇いなく来ていただけて、(わたし自身が)心置きなく働ける場所が欲しかった。「きみ」の体温を掌で感じ取り、真剣に向き合うひととき。看護師が名前で呼ばれ、「きみ」の名前と顔が一致するような「きみ」も、「ご家族」も、安心して通って頂ける場所を作りたいと思いました。

どうしてあげたいか、そしてどう暮らしていきたいのか。わたしの「役割」は、「きみ」の、ご家族の、形にならない思いを、形にすることです。

病気がありますね。治しましょう。ーそれ以上のことを、ここで行いたいのです。

そして、いつか必ず訪れるお別れの時。死生観は様々でしょうが、いかに納得できる時間を最期まで過ごせるか。ご家族の心にも、たくさん耳を傾けたいと思います。

一次診療施設である「つきの木どうぶつ診療所」は、出会いから看取りまで、喜びや悲しみと共に、そっと傍に寄り添い、歩みたいと考えています。

正しい診断と速やかな治療のために

言葉を持たない「きみ」達の辛いこと、痛いこと、苦しいことを知るために、「つきの木どうぶつ診療所」は一次診療に必要な超音波、レントゲン、血液検査の機械など検査機器を揃え、速やかに正しい診断をし、この場で出来る最大限の治療を行います。また、必要な時には、提携している専門病院をご紹介いたします。

自らの症状を口にしない彼らにとって、検査は病状把握に欠かせないものです。これらは診断、治療方針を建てる上で、大切な手段のひとつです。

また、現在も二次診療施設、皮膚科専門医のもとで研鑽を積み、診療のクオリティーを維持、向上することを心掛けています。

治療を諦める、その前に

一般に一次診療で最も件数が多いのは皮膚科といわれています。

動物の皮膚は、外的刺激から身体を守り、体温を調節する重要な役割を担っています。しかし、様々な原因で皮膚病を発症することがあり、一般的な症状として、痒み、脱毛、赤み、フケ、かさぶた、できもの…などで受診される方が多いです。

一概に皮膚病といっても、アレルギー性疾患や、感染症、腫瘍、免疫の病気など似た症状や見た目であっても原因はひとつとは限りません。

このままで良いのかな、と思われたときには、セカンドオピニオンとしてもご活用ください。

漫然とした状態を改善できる可能性が、あるかもしれません。

「きみ」と共に歩む、地域のかかりつけ医へ

ここ、みたけ台は、ケヤキ並木に囲まれた緑豊かで閑静な住宅地です。馬場和清先生の志を引き継いだ動物病院は、「つきの木どうぶつ診療所」と名を変えて、間もなく1年を迎えようとしています。

ケヤキは、別名つき(ケヤキ)とも呼ばれ、「強き木」の意味があります。材は堅く強靱で、耐朽、耐湿性があり、太鼓や建築材として、縄文時代から日本人の生活に欠かせなかった、つきの木の木言葉は、健康・長寿・幸運です。真っ直ぐにそびえ立つつきの木のように、皆さんの心の支えになる場所でありたい。

病気の早期発見や早期治療も大切ですが、ご家族の次に「この子」を知っていて、限りのある大切な時間を共有できる、そんな小さなかかりつけ医でいたいと考えています。ここは大規模なホスピタルではなく、地域の皆さんと共に歩む診療所です。

「ちゃんと診る。きみを看る。」

病気を診るだけではない、感動のある獣医療を志し、43年の長き灯を、これからも、この先もずっと灯し続け、守ってゆきたいと考えています。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

つきの木どうぶつ診療所 土志田 綾子 院長 (AYAKO DOSHIDA)

つきの木どうぶつ診療所 土志田 綾子 院長 (AYAKO DOSHIDA)

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 趣味:動物を飼育すること(モルモット、猫、カエル、クワガタ)
  • 好きな漫画:「スラムダンク」「BASARA」
  • 好きな音楽:Mr.Children
  • 好きな作家:小泉さよ
  • 好きな場所:海
  • 好きな言葉:There's a time for everything

INFORMATION

つきの木どうぶつ診療所

電話 045-973-0905
所在地みたけ台28-1
最寄駅青葉台駅 約2.0km
駐車場3台 病院奥にあり
診療時間[月曜・土曜]9:00~13:00 15:00~18:00
[火曜・水曜・木曜]9:00~12:00 16:00~19:00
休診日金曜・日曜・祝日 ※祝日の休診日についてはHPを参照ください
支払方法現金・クレジットカード・電子マネー
Web https://tsukinoki.jp/
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診療科目 動物病院