とりやま歯科医院 鳥山 茂 院長 (SHIGERU TORIYAMA)
鶴見大学歯学部を卒業後、岡山大学歯学部補綴科に。東京都内の歯科医院に勤務後、1984年5月にとりやま歯科医院を開業。
父の勧めがきっかけで選んだ歯科医の道

父親に「歯科医が向いているんじゃないか」と勧められたことが、私がこの道を選んだきっかけでした。この場所で開業してから40年になりますが、正直、もし他の仕事を選んでいたら今とは違う人生になっていたかもしれません。でも、40年もの間続けてこられたということは、歯科医という仕事が自分に合っていたのかなと感じます。この場所で開業したのは、もともと大学の同級生がここで歯科医院を開いていたんですね。その同級生が田舎に帰ることになり、この場所を引き継ぐことになりました。以前から自分の医院を開業したいという気持ちは持っていましたので、タイミングとしては良かったのかもしれません。
オールマイティーな歯科医療
当院の特徴は義歯から歯周病、虫歯治療まで幅広いニーズに応えられること。よく言えば、オールマイティーということでしょうか。高齢の方から小さなお子さんまでいらっしゃいますが、開業以来、長く通ってくださっている患者さんも少なくないですね。それが何よりの励みになっています。派手なことをしているわけではありませんが、目の前の患者さんに真摯に対応する。それを繰り返し、一人一人に丁寧に向き合ってきたことが今につながっているのだと思います。
患者さんに喜んでもらえる治療を
大学時代の専門は補綴でしたが、卒業後に勤めた都内のクリニックで歯内療法を専門にしている先生から多くを学びました。歯内療法は自己満足の世界とよく言われます。だからこそ妥協せずに研究し続ける姿勢を身につけました。当時はマイクロスコープもなく、見えない部分をどう拡大し、きちんとクリーニングして詰め物をするかが問われました。その経験が今でも役立っています。

40年間の診療の中で、時代の変化とともに多くのことが変わりました。印象に残っているのは、大変だった思い出の方が多いですね。しかし、その苦労があったからこそ、やりがいを感じられたとも思います。難しい症例をうまく治療できたときや、患者さんに「よく噛めるようになった」と言ってもらえたときは本当にうれしいものです。ただ、最終的には自己満足かもしれません。どんなに自分が「うまくできた」と思っても、それをどう受け取るかは患者さん次第ですから。一生懸命やったことをどう感じていただけるか、それがすべてですね。
コミュニケーションを大切に
患者さんに向き合う際に心掛けているのは、何よりもコミュニケーションを取ること。患者さんのなかには、こちらが聞かなくてもたくさん話してくださる方もいれば、聞かないと何も言わない方もいらっしゃいます。だからこそ、しっかりとお話を聞くことを意識しています。歯の状況だけでなく、生活習慣についてもお聞きするようにしています。そういったなにげない会話が痛みの原因を見つけるきっかけになったりするんですよね。
これからも一人ひとりに丁寧に
年齢を考えると、これからのことよりも「どう終わるか」を見据える時期に来たのかなとも感じます。歯科医師会でも昔は執行部に所属して忙しくしていましたが、今は月に一度の定例会に出席する程度です。とはいえ、歯科医師会にはまだまだ頼りになる先生方がたくさんいらっしゃるので、これからも地域医療は安心だと感じています。
患者さんにお伝えしたいことは、やはりクリーニングの大切さです。最近は皆さんしっかり磨けているとは思いますが、まだ磨き方が不十分な方もいらっしゃいます。昔は痛くなってから来るのが歯医者でしたが、そういった磨き方の指導も含めて今は痛くなる前に定期的に来ていただきたいと思っています。また、インプラントや義歯などについても専門家と連携していますので、安心してご相談ください。歯科医療は日進月歩で進化していますので、専門家に相談するのが間違いないと思います。地域の皆さんには「これからも精一杯診療に取り組みます」という気持ちを伝えたいですね。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化があることをご了承ください。

とりやま歯科医院 鳥山 茂 院長 (SHIGERU TORIYAMA)
とりやま歯科医院 鳥山 茂 院長 (SHIGERU TORIYAMA)
- 出身地:岡山県
- 趣味・特技:ゴルフ
- 好きな映画:アクション系
- 好きな音楽:サザンオールスターズ
- 好きな言葉:生きてるだけで丸儲け
- 好きな場所:横浜のベイサイド

