内田 光彦 院長(富岡歯科クリニック)のインタビュー

富岡歯科クリニック 内田 光彦 院長

富岡歯科クリニック 内田 光彦 院長 (MITSUHIKO UCHIDA)

1990年「日本大学松戸歯学部」卒業。その後東京都、横浜市の医療法人で研鑽を積む。1997年に「富岡歯科クリニック」を京急富岡駅近隣で開業し、2008年に現在の場所に移転し今に至る。(京浜急行 富岡駅徒歩2分)

地元横浜で開業

父方祖父が生糸(シルク)貿易商として、父も赤レンガ倉庫近くの倉庫、貿易の仕事をしていた関係で、祖父の代から横浜市西区に住んでいました。小さい頃から天体観測が好きで、西区のプラネタリウムには休日の度に行っていました。他には造形が好きで特には粘土造形にはまっていました。元々小さい頃から手先が器用だったことと、通っていた学校からのご縁もあり、歯科医師の道に進むことになりました。大学卒業後は大きな医療法人で研鑽を積み、1997年に「富岡歯科クリニック」を開業。2008年にはより利便性を高めるために現在の場所に移転し現在に至ります。歯科医として地元横浜に根差しこれまで皆さまに支えられながらやってこられて大変感謝しております。

父親の急な施設入所をきっかけに

父親の急な施設入所をきっかけに、訪問歯科診療の道を歩むようになりました。それまで地域に根差した一般歯科診療を行ってきましたが、父親が倒れ、磯子区の介護施設に入ったことその経験を活かし、主に訪問診療やオーラルフレイル(口腔機能の低下)に取り組みました。特に、高齢者に多い嚥下障害(飲み込み機能の障害)への対応に力を入れています。高齢者は咀嚼機能や嚥下機能が低下しやすく、誤嚥性肺炎のリスクを高めることが知られています。日本では高齢化の進行に伴い、摂食・嚥下障害を含めたケアが重要です。また金沢区歯科医師会が推進する摂食・嚥下多職種連携にも積極的に参加しています。現在では、介護や医療の多職種連携が重要とされる中で、私自身も介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得しました。さまざまな地域ネットワークを活用し、オーラルフレイルや摂食嚥下障害への対応、栄養指導を行っています。

患者さんの身になって考え行動する

当医院では、さまざまな神経疾患やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの疾患を抱えた方の診療を行うことが多くあります。その中で通院が難しい患者さんは何に困っているのかを常に考えるようにしています。特に重要視しているのが、患者さんやご家族との「コミュニケーション」です。患者さんの声に耳を傾け、ご家族の不安や要望にも丁寧に対応します。その上で患者さん第一の治療を目指しています。また、当医院では訪問診療を主軸に置いていることもあり、多職種連携を重視し、チームワークを大切にしています。歯科医師だけでなく、医師(主治医)、歯科衛生士、ケアマネージャー、訪問看護師、薬剤師、言語聴覚士、介護系スタッフの各専門職と連携をして、患者様の状態を把握しています。このような連携により、患者様を大切に治療を提供できる環境を整えています。
さらに、当医院は、バリアフリー対応にも力を入れています。車椅子をご利用の方や障害をお持ちの方に対しても、安心して診療を受けていただけるように対応しています。誰もが安心して治療を受けられる歯科医院であり続けることを目指しています。

訪問診療に感じるやりがい

訪問診療の中でも、私にとって最も大きな活力となるのは、患者さんやそのご家族からいただく「感謝の言葉」です。診療では、患者さんのご自宅を訪れ、生活機能が徐々に低下しています過程を見守りながら診療を行い、時には最期を看取ることもあります。患者さんからの言葉ひとつが心に深く響きます。訪問診療は患者さんの生活に寄り添う医療であり、その中で築かれる信頼関係は特別なものです。患者さんやご家族が安心して生活を続けられるよう支えていただけるという気持ちが、私にとっての大きなやりがいであり原動力になります。これからも、患者さんやそのご家族、そして支援を行う多くの方々とともに歩みながら、地域に根差した訪問歯科診療を続けていきたいと考えています。

地域の皆さまへ

多くの人は、加齢とともに機能が低下していきます。運動機能、栄養状態、生活能力の低下により自覚しないまま悪循環に陥ります。これらは初期の段階で対応することが効果的です。「食べ物をよくこぼす。」「なかなか飲み込むことができない。」「食事の時間が長くなった。」「飲み込むときよくむせる。」「水がうまく飲み込めない。」「痰(たん)が多くなった。」これらの徴候が多くみられた場合、摂食・嚥下障害が疑われます。当医院ではオーラルフレイル対策の最初の一歩として地域医療に貢献できればと考えています。患者さんの症状に合わせて検査・計画を立てますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2025年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

富岡歯科クリニック 内田 光彦 院長 (MITSUHIKO UCHIDA)

富岡歯科クリニック 内田 光彦 院長 (MITSUHIKO UCHIDA)

  • 出身地:横浜
  • 趣味:造形制作
  • 好きな場所:山下公園
  • 好きな音楽:「ビリージョエル」「ポールマッカートニー」
  • 好きな映画:「スター・ウォーズ」
  • 好きな本:「大地」(パールバック)
  • 好きな言葉:「勝って兜の緒を締めよ」

INFORMATION

富岡歯科クリニック

電話 045-772-9551
所在地富岡東6-1-16
最寄駅京急富岡駅 徒歩2分、能見台駅 徒歩10分、並木中央駅 約1.3km
診療時間[平日]9:00~13:30 15:00~19:00
[土曜]9:30~13:30
休診日水曜・日曜・祝日
診療科目 歯科 矯正歯科 小児歯科