田村 昌子 代表(ザ・バルブブッグ(The Bulb Book))のインタビュー

ザ・バルブブッグ(The Bulb Book) 田村 昌子 代表

ザ・バルブブッグ(The Bulb Book) 田村 昌子 代表 (MASAKO TAMURA)

学生時代に生花店でアルバイトを始めたことをきっかけに花好きに。2010年に天王町に「ザ・バルブブッグ」をオープン。

縁あって天王町にお花屋さんをオープン

学生のときにお花屋さんでアルバイトを始めてから、ずっとお花屋さんです。最初は自分でお店を出すつもりなんて全然なくて、いろいろ勤めていたんですけど、下の子が生まれたあとに働きに出ようと思ったらどこも雇ってくれなくて(笑)。それで、自分でやってみようかなと。最初は引き売りといって車にお花を積んで移動販売をしていたんです。そろそろ店舗を持とうかなと思ったときに、ちょうど天王町のお客さまからこの場所を紹介されて、いい場所だなと思って即決。それが2010年のことですね。10年くらい前に息子が突然「花屋をやろうかな」と言い出したので、今は息子と一緒に営業しています。

好きなお花をリーズナブルに

店名のザ・バルブブック(The Bulb Book)は、私の大好きな球根図鑑のタイトルから取りました。チューリップやラナンキュラスいった球根のお花を中心に、私が好きだなと思ったお花を市場で仕入れています。日常的にお花を楽しんでほしいので、値段が高くていいお花というよりは、手に取りやすい価格のお花をそろえています。切り花は店頭に価格を表示していませんが、そこまで高いお花は仕入れていないので、安心して「いいな」と思ったお花を手に取っていただきたいですね。個人的には、すごくいいお花をリーズナブルに楽しめるお店になっていると思います。

あとは、今一緒にやっている息子がイベントの会場や舞台の装飾をやったり、マルシェに出店したり。フローリストとして、このお店以外の場所でも活動しているのも特徴ですね。

一番美しい瞬間を長く楽しんでほしい

購入後もできるだけ長く楽しんでいただけるよう、切り花の水揚げにはこだわっています。当店にはお花を保存しておく冷蔵庫を置いていないんですが、それもこだわりの一つです。つぼみの状態を保つために冷蔵庫を使うお店もありますが、実は冷蔵庫に入れても入れなくても、花の持ちはそこまで変わりません。それなら、できるだけ自然な状態で手入れをして、お客さまにお渡しするときに美しく咲いている方がいいなのかなと。お客さまには、花を長持ちさせる方法もお伝えしています。実践して「長く楽しめた」と喜んでいただけると、私もうれしくなりますね。

要望をしっかりと聞く接客を

お客さまと接するときに大切にしているのは、「どんな花を贈りたいか」「どんな風に楽しみたいか」といった想いをしっかりと聞くことですね。例えば、プレゼント用のお花を選ぶ際には、贈る相手がどんな方で、どんな色が好きそうか、どんな洋服をよく着ているかなど、細かくお話を伺います。男性が女性に贈る場合だと大体皆さん、イメージでピンク系と言われるんですけど、よく着ている洋服を聞くとちょっと違うかなと思うこともあるんですよね。贈られた方が笑顔になるのはもちろん、贈った人にも「どうだ!」と誇らしい気持ちになってほしいですから。

そこまで忙しいお花屋さんではないので、店頭ではゆっくり悩んでいただきたいなとも思っています。もちろん「このお花に合うのは、どれ?」といったご相談も大歓迎です。長くお花屋さんをやっているときれいな組み合わせが分かるようになってくるので、お客さまから「これとこれは?」と聞かれたときに、どうかなと思うこともあるんです。でも、意外とそれがかわいかったりするんですよね。そういったお客さまとのコミュニケーションも楽しみの一つです。

おばあちゃんになってもお花屋さんでいたい

天王町はフレンドリーな方たちばかりで、基本的なことですけど、挨拶をちゃんと返してくれるとか。住みやすくていい街だなと感じています。お花屋さんの仕事は細かい作業が多く、なかなか地域の活動に積極的に関われていない部分もありますが、「天王町を盛り上げたい」という気持ちはみなさんと一緒。息子はイベント装飾など、どんどん活動の幅を広げていますが、そういうことは若い世代に任せて(笑)、私はこれからも店頭に立ち続けたいですね。おばあちゃんになっても、お花屋さんを続けられたら、こんなに幸せなことはないと思っています。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化があることをご了承ください。

ザ・バルブブッグ(The Bulb Book) 田村 昌子 代表 (MASAKO TAMURA)

ザ・バルブブッグ(The Bulb Book) 田村 昌子 代表 (MASAKO TAMURA)

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味・特技:昔は編み物が好きでした
  • よく読む本・愛読書:ミステリー小説
  • 好きな映画:『ジョンとメリー』 
  • 好きな音楽:電気グルーヴ、ジャンゴ・ラインハルト
  • 好きな場所:ヨーロッパ

INFORMATION

ザ・バルブブッグ(The Bulb Book)

電話 045-341-5229
所在地天王町1-9-2
最寄駅天王町駅 徒歩4分、西横浜駅 徒歩5分、星川駅 徒歩14分
営業時間12:00~18:00
定休日火曜 ※しばらくの間、月曜日もお休みさせて頂きます。
ジャンル 花・園芸