ペットサロンうちっち 田中 さやか 代表 (SAYAKA TANAKA)
長崎県出身。農業高校で畜産を学んだ後、熱海の専門学校でトリミングを習得。神奈川県青葉台のペットサロンに就職し12年間勤務。その後、縁があって能見台での開業を決意し、2025年8月に『うちっち』をオープンし今に至る。(京浜急行 能見台駅 徒歩5分)
長崎の農業高校から熱海の専門学校へ。動物との縁が導いたトリマーという道

私は長崎県の出身で、農業高校では「大家畜」という分野を専攻し、地元の平戸牛について学んでいました。進路を考え始めたとき、先生から「牛より大きい犬はいない」と言われて、確かにそうだと思いながら(笑)、動物に関わる仕事を探しはじめました。最初は動物看護師を目指していたのですが、薬の分量計算など数字を扱う場面が多く、少し苦手意識があって。進学した熱海の専門学校では動物看護・トリミング・トレーニングを幅広く学べたので、需要が高く自分の性質にも合っていると感じたトリミングの道を選びました。手に職をつけて性に合った仕事に就けた、今では本当に良い選択だったと思っています。幼い頃から祖母が牛や鶏を飼っていて、動物と共にある暮らしが当たり前だった私には、ぴったりの道でした。
横浜で12年、磯子から能見台へ。「サロンが少ない」街に感じた可能性
専門学校を卒業後、神奈川に就職しました。「横浜市」と聞いてみなとみらいを想像していたのに配属先は青葉台で、神奈川ってこんなに広いのかと驚いたのを覚えています(笑)。そこから12年間、ペットサロンでワンちゃんのトリミングやショップ業務に携わりました。12年勤めたサロンを辞め、転職を経て独立を考え始めたとき、声をかけてくださったのが今も一緒にお仕事している沼田さんです。沼田さんは猫に特化している方でして。「開業してみないか」という一言が背中を押してくれて、多くの方の力を借りながら「うちっち」をオープンできました。開業地として能見台を選んだのには理由があります。直近で働いていたお店が磯子の上中里にあったので土地勘はあり、この空気感いいなと感じていました。調べてみると、ペットを飼われている方が多い住宅街なのに、トリミングサロン自体はあまりない。なのでここに必要とされる場所をつくれるかもしれないと感じ、こだわりでもある広いスペースのあるこの物件を選びました。
「来たくない、入りたくない」と思わせないために。広い空間とやさしい時間の使い方

お店の特徴は、やはり施設の広さです。大型犬もゆったり動き回れるよう大きなドッグシンクも設置しており、体重32kgのワンちゃんも来てくれています。大型の子を受け入れてくれるサロンは意外と少ないので、そこも強みのひとつだと思っています。大切にしているのは、ここを「来たくない場所」にしないこと。サロンはワンちゃんにとっては爪を切ったり耳のケアをしたりと、どうしても嫌がる処置はあります。だからまず遊んでから、ワンちゃんがリラックスした状態でトリミングに入るようにしています。その分お時間をいただくこともありますが、終わったあとに「また来てもいいかな」と思ってもらえることの方がずっと大事です。声かけも明るく、接客が暗くならないよう心がけています。
ワンちゃんに話しかけながら明るく帰ってもらえるよう努めています。毎月トリミング後の写真をカレンダーにしてお渡ししているのも、そんな気持ちから生まれた取り組みです。1年通えば12枚貯まる、そんな小さな楽しみも感じてもらえたら嬉しいです。
「うちっち」という名前に込めた、静岡方言と「おいでよ」の気持ち
店名の「うちっち」は、熱海の専門学校時代に周囲にいた静岡出身の仲間たちの言葉から生まれました。「うち来る?」「なんなんち」。そんな方言が飛び交う日々が懐かしくて。「っち」という語感の可愛さが気に入ったこと、そして「自分たちのところへおいでよ」という意味を込めて、この名前にしました。長崎弁で考えてみたのですが、「カットするけん」じゃちょっと違うなと(笑)。読んでみるだけでほっとする、来る人みんなに「おいでよ」と言えるような、そんな響きにできたかなと思っています。
シニア犬も子犬も、猫ちゃんも。「最期まで面倒見たい」という想い
実はサロンによっては、10歳以上のワンちゃんに診断書を求めたり受け入れを断ったりするところもあると聞きます。でも、ずっと通い続けてきた子が「年齢だから無理です」と言われたら、飼い主さんもその子もどれだけ寂しい思いをするだろうなと。そう考えると私には、そういった対応はできないんですよね。もちろんリスクがあることは承知しております。これまで担当した中で最高齢は19歳のワンちゃん。今のお店では16歳の子も来てくれていて、シニアの子には寝た姿勢のままでも対応できるよう工夫しています。逆に、ワクチン接種を終えた3か月の子犬も受け入れており、小さな頃から知っていて最後まで一緒にいられるサロンでありたいというのが、私の願いです。
猫ちゃんについては、沼田さんが専門で担当しています。カットが必要な場面では私も入りますが、日常ケアは彼女にお任せ。最初に簡単なケアで様子を見てから対応を決めるので、気になる方はお気軽にご相談ください。換毛期には毛玉が増えやすい時期でもあるので、猫ちゃんのお手入れでお困りの方もぜひ一度「うちっち」へ。雨の日にお散歩に行けないワンちゃん、ちょっと預けたい猫ちゃん、そしてずっと通えるサロンを探している飼い主さんに、能見台でお待ちしています。毎日ワンちゃんの声が響くような、賑やかなサロンを目指して、これからも続けていきます。
※上記記事は2026年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ペットサロンうちっち 田中 さやか 代表 (SAYAKA TANAKA)
ペットサロンうちっち 田中 さやか 代表 (SAYAKA TANAKA)
- 出身地:長崎県
- 趣味:音楽鑑賞
- 好きな場所:熱海
- 好きな音楽:J-POP
- 好きな映画:アニメ
- 好きな本:漫画
- 好きな言葉:どうにかなる
INFORMATION
ペットサロンうちっち |
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| 電話 | 070-8848-2210 | ![]() |
| 所在地 | 能見台通22-9 ネクサス能見台 2F | |
| 最寄駅 | 能見台駅 徒歩6分、京急富岡駅 徒歩11分、並木中央駅 約2.0km | |
| 営業時間 | 10:00〜18:30 | |
| 定休日 | 水曜 | |
| ジャンル | トリミング・グルーミング | |

