CARRY BAY GOLF(キャリーベイゴルフ) 桑原 市郎 代表 (ICHIRO KUWAHARA)
『横浜高校』、『関東学院大学』を経て、『厚木国際カントリー倶楽部』に勤務。2004年プロ入会後、10年間の経験を積み『ミズノゴルフスクール』へ。『ニューツルミゴルフ練習場』所属プロを経て、2022年よりCARRY BAY GOLFを開業し今に至る。(JR鶴見駅•京急鶴見駅 向井町4丁目 徒歩1分 川崎駅•京急川崎駅 京三製作所前 徒歩1分)
父が監督だった横浜高校ゴルフ部から始まった私のゴルフ人生

私は『横浜高校』のゴルフ部出身です。実は父が監督を務めていたこともあり、野球から転向を決意しました。小学校の頃から自分専用のクラブを持ち、野球の他にゴルフができる環境に恵まれていたんです。野球ではうまくいかなかったので、「これに転向しよう」と思ったのがきっかけでした。『横浜高校』で3年間お世話になった後は『関東学院大学』へ進学。卒業後、『厚木国際カントリー倶楽部』というゴルフ場に勤務して、2004年にプロ入会を果たします。その後10年間の経験を積み、『ミズノゴルフスクール』へ。同じ鶴見区にある『ニューツルミゴルフ練習場』の所属プロを経て、現在の『CARRY BAY GOLF』を開業。ここでもう4年になります。振り返れば、すべてがゴルフと共にある人生でした。
なぜゴルフは「昨日できたことが今日できない」それこそが魔力
ゴルフの一番の魅力は、なかなか思い通りにならないところだと私は思っています。他の競技は一度できたことが次の日もできたりしますが、ゴルフは本当にそうならない。その悔しさがあるからこそ、「反復練習して自分のものにしてやろう」という気持ちが湧いてくるんです。お客様もなかなかうまくいかないから練習に通ってくださいます。それが逆にゴルフの魅力じゃないかなと。その日の体調でも変わりますし、それでもやりたいという気持ちがあるから夢中になってしまう。ちょっと魔力的な部分もありますよね。でも、だからこそできた時の喜びは一段と違うんです。ゴルフのもう一つの特徴は、競技のできる年数が長いこと。「歩ければできるスポーツ」と言われていますが、以前ゴルフ場に勤めていた時のことです。親子4代でプレイされたメンバーさんがいらっしゃいました。80歳のひいじいちゃんから、小学校に入ったばかりのひ孫まで。「これが目標だったんだ」と、ひいじいちゃんが涙を浮かべて喜んでいた姿が今でも忘れられません。ゴルフは、こうして世代を繋ぐスポーツなんです。
相手の「分かった!」を見極め、空気感を大切にした指導

ティーチングプロとして教える際に一番気にしているのは空気感です。「この人に伝わっているかな?」とこちらが察して、違う言い方をしてみたり、ジェスチャーを交えたり。受けている側が「あ、分かった!」と感じられるまで、粘り強く伝えることを心がけています。理解度を確かめずに次へ進むことは絶対にしません。ゴルフの場合、理解しないまま先に進んでしまうと、また戻ってきて同じことをずっと繰り返すことになるんです。時間がかかっても理解してもらう。徐々に徐々にという部分で、こちらも一方的に言うのではなく、相手が納得した上で次に進むことを大切にしています。これが本来の人間力かなと思うんです。スクールは時間割制で、私が週4日間、午前中・午後・夕方の1日3クラスを担当しています。各クラス定員は4名で、少人数だからこそ一人ひとりに丁寧に向き合えます。また、会社単位でのご要望にも、臨機応変に対応しています。「個々のお客様に寄り添う」という姿勢で、小回りがきくようにやっているんです。
全天候型の快適環境と本格20ヤードの設備
当施設の一番の特徴は、冬は暖かく、夏は涼しいところで練習できること。一年中似たような環境で練習できるので、天候や気温といった外的な要素に左右されず、練習に集中できます。屋外の練習場だと、冬場は寒い中で「練習しよう」と意気込んでも、いざ一歩外に出たら「寒いからやめた」となってしまいますよね。うちはそれがまったくないので、この冬は皆さんダウンを着て来て、施設に入ったらダウンを脱ぎ半袖で打つということをされています。逆に「冬場なのに暑くて衣替えできない」という嬉しい苦情もいただくくらいです(笑)。
設備面では、20ヤードの奥行きがあることも大きなポイントです。インドアゴルフ施設としては珍しい広さで、方向性が大事なので、飛び出したボールの軌道ぐらいはしっかり見たいという思いで、この奥行きにこだわりました。さらに全打席にスカイトラック(SkyTrak)という弾道測定機がついているので、曲がり具合やスピン量、打ち出し角度なども数値で分かります。うちのお客様からは「外の打ちっぱなしでやっていても、ここでやっていても変わらない」と言っていただけます。シミュレーションゴルフと違って実際にボールの軌道が見えるので、飽きることもないようです。狙い場所も色々設定できるので、そこに向けてアプローチの練習をしたりもできます。そして何より、時間制の打ち放題なので、時間内であればいくら打っても大丈夫。長い方だと3時間練習される方もいらっしゃいます。料金は1時間あたり平日1,500円、土日祝日2,000円、延長は30分500円、入場料は500円です。到着順で一切予約制ではないので、どなたでも公平にご利用いただけます。「ゴルフ世代はまだ年齢層が高めで、携帯での予約だと難しい」という声も聞いていたため、あえて到着順でやろうと決めました。町の練習場のように、誰でも気軽に来られる場所でありたいんです。
ホールインワン続出!「クラブ」のような憩いの空間
不思議なんですが、ここに通ってくださっている人たちのホールインワン率が高いんです。なぜだか分かりませんが、結構報告が上がってくるので嬉しいですね。「出たよ!」という報告をいただいたり、記念品をもらったという話を聞いたり。もしかしたら、この20ヤードという適度な広さだからこそ、ちゃんと狙いを定めて練習できた結果なのかもしれません。打席とフロントが近いこともあって、本当にアットホームな雰囲気なんです。お客さん同士が仲良くなって一緒にゴルフに行ったり、ここで知り合って行っているという話も聞きます。本当に「クラブ」という感じですね。会員制の倶楽部のように、ゴルフを愛する人たちが自然と集まって、交流が生まれる。コーヒーを飲みに来るだけの方もいらっしゃるんですよ。そうやって過ごしているだけで楽しそうなんです。
こういう「クラブ」のような空間が地域にあると、本当に活性化すると思うんです。ゴルフという共通の趣味を通じて、世代を超えた繋がりができる。それが私たちの目指す姿なんです。年齢層については、最近特に変化を感じています。若い20代、30代の方、特に男性が多くなっているんです。この辺には大手企業がたくさんあるので、会社の同僚と二人三人で来られたり。ゴルフ業界全体のテーマとして「20代、30代にどうゴルフを始めてもらい、続けてもらうか」がありますが、うちは比較的若い層が多く、それに伴って女性のお客様も増えているので、施設全体が明るく活気のある雰囲気になっています。年2回は当施設主催のコンペも開催していますし、月ごとに何かしらイベントを行っています。
毎年恒例なのは、お正月の1月1日、2日、3日に回数券をお年玉料金で格安販売すること。こうしたイベントを見に来ていただくだけでも、楽しんでいただけると思います。鶴見には大企業が多く、ゴルフはビジネスシーンでのコミュニケーションツールとしても有効です。近所の方も多く来てくださっていますし、もっと社交的な場として、「クラブ」のような憩いの場として、気軽に活用してもらいたいと思っています。
正直に言います。一番困っているのは「入りづらそう」と思われていることなんです。黒ベースの建物なので、「会員制じゃないの?」と躊躇される方がいらっしゃる。でも、違うんです。会員制ではありません。どなたでも大歓迎です。勇気を出して一度扉を開けてください。中に入れば、その温かさ、楽しさ、そして「ここなら続けられる」という確信を感じていただけるはずです。一度来ていただければ、きっと「クラブ」のような居心地の良さを感じていただけると思います。必ずリピートしてくださると信じています。
今後は、若い世代が「ゴルフ行こうぜ」と気軽に誘い合える、そんな世の中の流れになってくれればいいなと思っています。その中で、うちが練習しやすい環境を提供し続けることができれば、まだまだゴルフ人口は増えていくんじゃないか。そのお手伝いができればと考えています。皆さんのご来場を、心からお待ちしています。
※上記記事は2025年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

CARRY BAY GOLF(キャリーベイゴルフ) 桑原 市郎 代表 (ICHIRO KUWAHARA)
CARRY BAY GOLF(キャリーベイゴルフ) 桑原 市郎 代表 (ICHIRO KUWAHARA)
- 出身地:横浜市
- 趣味:ゴルフ、レザークラフト
- 好きな場所:川
- 好きな音楽:J-POP
- 好きな映画:北野武作品
- 好きな言葉 :心•技•体

